Cristmas写真展 2022


【Christmas 2022】写真展
日時 2022年12月8日(木)~11日(日) 10時~16時
ご来場ありがとうございました。



Cristmasの起源

旧約聖書 絶対唯一神である神とユダヤ人の契約のあらゆる内容を記した書。 ユダ人は旧約聖書のみを聖書とし、単に聖書と言う。旧約聖書とは、キリスト教徒側から見た呼称。
新約聖書 イエスの死後に、その教えを使徒が現し、神との新しい契約とする書。 キリスト教では、旧約聖書も聖書とみなす。


使徒の布教活動
復活を遂げたイエスは、ペテロに現れてイエス逮捕の際、三度イエスを否定したペテロに対して、 自分への愛を三度確認する質問でそれを許し、布教活動と使徒の指導を指示する。
・ヨハネの福音書 21章15節・・「わたしの子羊を飼いなさい。」
・ヨハネの福音書 21章16節・・「わたしの羊を牧しなさい。」
・ヨハネの福音書 21章17節・・「わたしの子羊を飼いなさい。」

ペテロの殉教
「ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロ(岩の意味)です。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。 ハデスの門もそれには打ち勝てません。 わたしは、あなたに天の御国のかぎを上げます。・・・。」
ペテロは、外典『ペテロ行伝』によれば、イエスの兄弟であるヤコブがエルサレム教団の リーダーとして活躍を始めたのち、エルサレムを離れて各地を巡回し、ローマにおいて、 皇帝ネロのキリスト教迫害下捕えられ、紀元67年、逆さ十字架の刑に処され殉教したとされる。 その地が現在のバチカンにある、サン・ピエトロ大聖堂である。

ローマ帝国内のキリスト教徒の急激な増加理由
ユダヤ教は、ユダヤ人のための、単一民族宗教である。 しかし、ユダヤ教から派生したキリスト教は「民族」の枠を超えた世界の宗教として、急速にローマ帝国内で信徒を増やしていった。 その理由として、ラテン人優遇の帝政ローマにおいて、ユダヤ人、ギリシャ人などの社会的な差別を感じる人々や、 ローマの下層民・奴隷、性別を超えた「神の前での平等」を説き、救いの手を差し伸べるキリスト教は、ローマ帝国内において、 急速にその信者を増やしていった。
・使徒行伝 10章34節~35節
そこでペテロは、口を開いて言った。 「どの国の人であっても、神を恐れかしこみ、正義を行う人なら、神に受け入れられるのです。・・・」

ローマ帝国のキリスト教公認
306年即位の、コンスタンティヌス帝は、313年『ミラノ勅令』において、 キリスト教や他の宗教も含め信仰の自由を認めた。

クリスマスの起源
クリスマスの起源は、古代ローマ帝国が起源とされている。当時ローマ帝国内では、 ミトラ教における太陽信仰が中心で、冬至である12月25日に「光の祭り」という儀式が行われていた。 ローマ帝国内において、急速に増加したキリスト教徒を政治体制に取り込むべく、 キリストの降誕を祝う行事とミトラ教の太陽神の行事とを合体させ、 イエス・キリストの降誕を記念する日として制定した。

最後に
アインシュタインの言葉がある。
「There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.」
我々の人生には二つの選択肢のみ。一つは、奇跡などありえないと思い生きる道。 もう一つは、あらゆるものが奇跡だと思い生きる道。(牛島まさみ訳)」
ペテロはガリラヤの、一介の漁師だった。しかし殉死後、彼を迫害し逆さ刑に処した、 ローマ帝国皇帝と肩を並べるほどの力を持つ、(カソリック系のみ認める)初代ローマ教皇となる。 ペトロは受難の人生を終えたが、その人生そのものも、またその使徒活動が齎したキリスト教の 確立から生まれた、Cristmasの起源も、 大いなる奇跡だと思えてならない。 何故なら、そもそも人が、この地球上に生を受けたことこそ、奇跡の一つなのである

備考:
キリスト教布教活動は、ペテロのみがその役割を果たしたのではなく、 他の使徒たちの活動による成果も列挙する必要があるが、
ここでは、イエスの第一の使徒ともいわれる、ペテロを取り上げて表現しました。
牛島 まさみ



Cristmas写真展 2022 in Germany

【イエス・キリストについて】
イエス 「名前」
キリスト 「救世主」
※「救世主」である「イエス」という意味です。

【Christmasの語源】
「Christ」はキリスト、「mas」はミサ(礼拝)で、キリストのミサ(礼拝)という意味です。

【Christmasの起源】
Christmasは、イエス・キリストがこの世に降誕したことを祝う「降誕祭」 であり、 イエス・キリストの「誕生日のお祝いではありません。
新約聖書には、「イエス・キリスト」の誕生日は特定されていません。 ただ、ベツレヘムの馬小屋(という記載もありません)で、聖母マリアに初子として、 飼葉おけのある(馬小屋と推定される)場所で生まれたとあります。

【新約聖書・イエス・キリスト誕生の場面】
「そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。 ・・・ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、・・・マリヤは月が満ちて、 男子の初子を産んだ。 それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。」  (ルカの福音書2-7)

【ドイツのクリスマス】
ドイツはクリスマス・マーケット発祥の地。私は、氷点下の中、フランクフルト、ニュルンベルク、ケルン、ローテンブルク、フロイデンベルク、他を取材しました。 『アドベント(降誕祭)』は、クリスマスの約4週間前から始まり、贈り物や、ツリーに飾るオーナメントなどの買い物を楽しみます。 時々、グリューワインで、冷えた体を温めながら、クリスマス・マーケットを回るのは至福の時間でした。






〒868-0431 熊本県球磨郡あさぎり町岡原北字宮野892−1

写真展の歩み

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